偶然だけど必然

職場に行く前にターナーの絵はがきを鞄の中に入れた。

仕事の合間に友達に便りを書けるかなぁ?と思ったから。

素敵な絵葉書を見つけると必ず買うのだけど、コレクションする考えは全くなくて

誰かに送ろうと想像して買うのも楽しみなのです。

良い物はコレクトするより誰かに上げる方が心が豊かになる。

前置きはさておき本題へ。

昨日、仕事でバングラディシュ在住の60代の女性から肩こりが酷いので

マッサージをして欲しいと依頼がありました。

小柄でお洒落で表情に品のあるお方。

私は会った瞬間に相性が合うと感じたから良いトリートメントが出来る感じました。

実際にエネルギーが手の中にすぐに伝わって来る事がご夫人にも分かったのだから。

こんな事は初めての経験でした。

そして、オイルマッサージをしながら色々な話をしていると、

偶然にもターナーの話が出て来ました。

私が、「東京で回顧展をやっていたんですよ。」というと本当に行けなかった事が残念な様子。

もうすぐバングラディシュに帰ってしまうし、いつのタイミングでご夫人がターナーの絵を

見る事が出来るのか分からない。

その時、鞄の中にある絵はがきを思い出した。

友達に書くつもりで持って来たのだけど、このご夫人に渡すのが良いと思い帰り際に

絵はがきをプレゼントしました。

フィレンツェの風景画だったのだけど、この絵は観た事がないととても喜んでくれました。

私も持つべき人にプレゼント出来た事が嬉しかった。

「またどこかでお会いしましょうね。」

と優しい笑顔を残しご夫人は部屋に戻ったのでした。

このお言葉はとっても嬉しい。

バングラディシュの情勢が落ち着いたら遊びに行ける事もあるのかな?

なんて、ちゃっかり思ったのでした。
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by t7moko | 2014-01-11 00:15